B-20 すきま腐食再不動態化電位測定法によるNi-Cr合金の耐すきま腐食性評価
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概要
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金属修復物の隣接面接触点部やマージン部などの隙間部に発生するすきま腐食は、日常の臨床において遭遇する頻度が高いにもかかわらず、十分な検討はおこなわれていない。そこですきま腐食再不動態化電位測定法を用いて、Ni-5〜20wt%Cr二元合金と市販歯科用Ni-Cr合金の耐すきま腐食性を検討した。その結果、各々の再不動態化電位はいずれも自然浸漬電位より卑であり、すきま腐食発生成長の可能性が認められた。
- 日本歯科理工学会の論文
- 1992-09-10
著者
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