P-40 消毒, 滅菌方法がリン酸カルシウムセメントの物性に及ぼす影響について

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概要

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リン酸カルシウムセメントの臨床応用に先立ち、各種滅菌および消毒を施し、その影響を検討した。滅菌方法は、エチレンオキサイドガス滅菌、オートクレーブ滅菌およびガンマ線滅菌の3種類の方法を用い、他方、消毒としては日本薬局方消毒用アルコールを用いた。その結果、オートクレーブ滅菌を除いたエチレンオキサイドガス滅菌、ガンマ線滅菌およびアルコール消毒の各種方法は、組成および反応に影響は認められず、Hydroxy apatiteが生成された。オートクレーブ滅菌では、X線回折による分析において組成の変化は認められなかったが、Hydroxy apatiteへの反応は起こらず硬化しなかった。
1994-03-15

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