陶材焼付用Co系合金に関する基礎的研究 : 第2報:70% Co-30% Pd二元系合金に対するAu, Pt, Ti添加の影響
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概要
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前報で70% Co-30% Pdが機械的性質, 焼付強さの点で陶材焼付用合金として良好であることを報告した.今回は第三元素として70% Co-30% PdにAu, Ptを2%〜10%, Tiを2%〜20%添加し機械的性質, 鋳造組織, 熱膨張, 焼付強さ, 界面分析について検討した.この結果, 70% Co-30% Pd合金に6%〜20% Tiを添加した合金はAuやPtを添加した合金よりも焼付強さの点で改善され, 特に10% Tiを添加したものではきわめて高い値を示し市販品よりも大きかった.しかし, Tiの添加量が多くなると伸びが低くなり, 硬さが増すこととなった.
- 日本歯科理工学会の論文
- 1987-01-25
著者
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