電気的根管長測定法の基礎的研究 : 測定器回路内の抵抗および周波数がメータ指示値に及ぼす影響
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概要
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より正確な電気的根管長測定法の確立を目的とする基礎的研究の一環として, 基本的な電気回路を有する市販の電気的根管長測定器を用い, それに自家製の可変抵抗器およびトリオ社製CR発振器を接続し, 電極としてリーマー#15(ピアス社製)を, 電解質溶液として生理食塩水を用いて, 変動要因であると考えられる測定器内の抵抗値および周波数の変化がメータ指示値に及ぼす影響について検討した.リーマーを固定したときのメータ指示値は, 抵抗値を大きくするに従って高くなったが, 周波数を高くするに従ってわずかに高くなる傾向を示した.リーマーを移動したときのメータ指示値は, いずれの挿入深さにおいても, 抵抗値が大きい方が高い値を示し, 周波数が400〜1000Hzではほぼ同じ値を示したが, 150Hzではそれより低い値を示した.
- 日本歯科理工学会の論文
- 1984-03-25
著者
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