A-13 金属と接着性レジンとの接着強さに及ぼす過酸化水素水浸漬処理の効果
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概要
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金属と接着性レジンとの接着強さを向上させるために酸処理や電解酸化、電解腐食、メッキ、熱処理等の表面処理法が報告されている。しかし、これらの方法は危険な薬品を使用したり、薬品の安定性が不十分だったり、高価な装置を必要としたりといった不利な面ももっている。そこで、我々は過酸化水素水が金属表面の触媒作用によって分解し、酸素発生させることに注目し、過酸化水素水中への浸漬処理が金属と接着性レジンとの接着強さにどのような影響を及ぼすかについて調べた。その結果、金属の種類、接着性レジンの種類、過酸化水素水の濃度、浸漬時間によって接着強さが異なることが判明した。
- 1986-11-01
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