成人期と高齢期女性の簡易持久力とQOLの比較 : 水中歩行運動の効果から
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概要
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50%運動強度の水中歩行運動を実施している成人期(20歳以上60歳未満)と高齢期(60歳以上80歳未満)の女性を対象に, 持久力とQOLの効果を比較検討することを目的として, 簡易持久力, Euro QOL, 日常生活意識の調査を行った。その結果, 成人期の女性(45.3±10.2歳)18名と, 高齢期の女性(65.9±3.6歳)15名の比較検討において, 簡易持久力の急歩能力は, 成人期が有意に高く(t 9.6・F 13), Euro QOLのHealth related QOLでは, 逆に高齢期が有意に高く(t 2.7・F 13), 視覚評価では成人期が有意に高く(t 17.9・F 10), さらに日常生活意識の「健康の不安を感じない(t 10.5・F 13)」の項目では, 高齢期が有意に高かった。
- 2005-06-25
著者
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