自動車運動分野における安心についての一考察(テーマ関連/オーガナイズドセッション1)
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概要
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自動車の安全システムは, 「衝突」という事象を基点に, 如何に衝突しないように自動車側がドライバーをサポートするか, また, 如何に衝突直前・後の乗員の損傷を軽減するかに大別される.前者が予防安全であり, 後者が衝突安全である.自動車の安心システムは, 未だ定義されていないが, 「人馬(車)一体」が安心の切り口であると考える.そこで, 本研究では自動車運動システムを, ドライバーと自動車を人と仮定し, 人が環境を知覚し, 行動する知覚・行動システムとして扱う.このシステムを生態学的なアプローチで考察し, 高次な視覚感覚量タウ(τ)を導出する, その検証として先行車に追従する実験を行い, τと自動車運動との相関が得られた.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 2005-11-17