マキアヴェルリの翻訳"アンドリア"考
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概要
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テレンティウスは、その作として六編の喜劇を伝えているが、彼の創作活動期はローマ・パリアータもかなり下火になった頃だった。マキアヴェルリは、この作家のデビュー作でもあり、ヒット作でもあった"アンドリア"を翻訳した。マキアヴェルリの著述山脈の中では、この翻訳はかなり軽視されているので、ここでこの翻訳を前景に登場させ、形式内容の両面から若干の照射をあててみようと思う。
- 1969-01-20
テレンティウスは、その作として六編の喜劇を伝えているが、彼の創作活動期はローマ・パリアータもかなり下火になった頃だった。マキアヴェルリは、この作家のデビュー作でもあり、ヒット作でもあった"アンドリア"を翻訳した。マキアヴェルリの著述山脈の中では、この翻訳はかなり軽視されているので、ここでこの翻訳を前景に登場させ、形式内容の両面から若干の照射をあててみようと思う。