オントロジーを用いた博物館・美術館情報の横断的利用の考察 : CIDOC CRMの適用からセマンティックWebへの展望(セッション1)
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概要
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数年間に見る高速インターネット網の爆発的な普及に伴い, 博物館や美術館では収蔵品をデジタル化し, これらをインターネット上で公開することが一般的となりつつある.ところが, デジタル化される収蔵品はそれぞれの館が独自に作成・公開していることから, これらの情報資源を他の館と横断的に利用することを考えた場合, 形式や属性名称, 運用方法等が異なる点から難しい現状にある.本研究ではこのような状態を解決するために, 国際博物館会議(ICOM)が提唱する博物館情報を地球規模資源として扱うためのモデルである「概念参照モデル: CIDOC CRM」の適用を考察していく.さらに, 近年のインターネット上の技術動向に注目し, これらをセマンティックWebとあわせて大規模かつ広範囲な情報利用の可能性を探る.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2005-09-30
著者
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