幼児の音遊びに見る音楽的表現の変容(音楽認知・知覚2)
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概要
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本発表の目的は,幼児の音楽的な表現が変化していく過程を探ることである。子どもの音楽的な表現に関する研究は,様々な分野で数多く行われている。これらの研究は,たくさんの子どもが創り出した作品を分類し考察したものが多い。これに対して本発表は子どもの表現が変容していくその過程を追うものである。特にここでは身体的な動きを伴った音楽的な表現に焦点を当てる。その場で鳴らされた音,身振り,表情,言語表現といったものから,子どもの表現が音楽的にどのように変化するのか,そしてその背景には子どものどのような音の捉え方があるのか検討を加える。
- 2004-11-05