アマチュアによるコンピュータミュージックの動向について(分析,動向調査)
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概要
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この論文では,ネットワーク上においてアマチュア制作者による非営利のMIDIデータ配信に関する問題を取り扱う. MIDI配信が,デファクトスタンダードな音源の登場とパソコン通信を仲立ちとして,一時期活発にやり取りされた歴史を紹介する. GM2規格の登場,著作権等管理事業法の施行が, MIDI配信という新たな音楽文化の発展を阻害する可能性があることを指摘する.具体的には以下の3点についてまとめた.(1)NIFTY^1とJASRAC^2が行ったMIDI配信実験の経緯を述べる. (2)JASRACの課金システムの問題点を調査する. (3) GM2規格がメーカやユーザのニーズを本当に満たしているのかを考察する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2004-05-07
著者
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