仮想空間構築による学習支援システム
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概要
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本稿では数学の三角関数の問題を対象にし、数学の概念や公式、問題を学習者自身が3次元の仮想空間上にシンボルとして配置し、それらの関係付けを行なわせることを通して理解を進める方法について紹介する。本研究では従来の2次元への知識構造化の方法であったISM構造学習法に対し、3次元空間を知識の写像対象としたことで、個人の編集、ブラウジングを可能にした。またこのことによって理解の個人化に対応することが出来るようになり、学習知識の定着への糸口がいくつか見られるようになった。本システムではデータの記述言語にVRMLを、プログラミング言語にJAVAを用いた。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-11-28