プロパティセントリックモデリング(PCM)ビジネスプロセス設計への適用

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
実際のビジネスプロセスでは、情報システムを使っているかいないかに関わらず情報と物が混在する。情報システムを導入していない場合でも、伝票などの物を使用して組織、作業者間で情報が伝達されている。また、業務の処理対象となる物も、組織、作業者間で伝達されなければならない。このように、物には、情報を伝達するために存在する物と処理対象として存在する物がある。本稿では、PCMによって両者を統合して捉える。PCMとは、情報を物のプロパティとして対応付ける手法である。PCMでは、プロパティを元にして、物を捉えることができる。本稿で提案する方法は、物の流れの観点と情報の流れの観点からビジネスプロセスが構築できるので、情報システムによる業務の並列化、物と情報の一致性を表現するモデルを作成することができる。
一般社団法人情報処理学会の論文
2001-03-22

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク