2000-NL-137-8 / 2000-SLP-31-3 読み正解コーパスのXML化とXSLTの利用
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概要
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近年、日本語のテキストコーパスの整備が進み、利用可能な言語資源が蓄積されつつある。本稿では、日本語ディクテーション基本ソフトウェアの開発の一環として行われた大規模テキストコーパスへの読み付与と、形態素解析済の読み正解コーパスの整備について述べる。はじめに、形態素解析システムと読み付与の関係と、既存の形態素解析システムで処理し切れなかった問題について述べる。次に、読み正解コーパスを、特定の形態素解析システムの出力形式に依存しないExtensible Markup Language(XML)で記述することを提案する。XMLの採用により、再利用性を向上させるとともに、XSL Transformations(XSLT)などの利用により、コーパス作成作業における各種ツールの共有化が期待できる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-06-02
著者
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