企業におけるグループウェアへの期待
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概要
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共同作業支援というグループウェア, あるいはCSCW(Computer Supported Collaborative Work)という新しいキーワードが登場してから数年が経過している。本当に新しいパラダイムが我々の日々の作業環境に実現され, 企業活動を変革するにまで至って存在しているのかを, この小論文で改めて振り返える。様々な作業の流れの随所に,いわゆる「意思決定」のプロセスが存在し、その実行をいかに信頼性が高く、且つタイムリーになされるのかが、企業の活動の中で改めて重要な要素になってきていると、思われる。分担し共同で活動が進行していく企業における活動の中で、それぞれのアクティビティを持った活動単位としての組織や個人が、旨く連携して協調的に振舞えるかが鍵を握っている。このような視点から、グループウェアに対する企業の中からの将来に対する期待を述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-06-13