組み込みOSにおけるシステムオブジェクトのダウンロードを用いたアプリケーションオブジェクトの実行最適化
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概要
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アプリケーションの特性に応じたシステムオブジェクトをダウンロードし, アプリケーションオブジェクトの動作を最適化する方法を提案する. システムオブジェクトを安全に置換するためにダウンロード実行権を定義するレベル (ダウンロード許可レベル/受諾レベル) と, アプリケーションの実行を妨害しないようにシステムオブジェクトのサービスを管理する構造体 (システム依存リスト, サービスリスト) を導入している. また, 組み込みOSに適するようにメモリ消費量の少ない方法を採用している. 本方法をオブジェクト指向組み込みOS Aperios上に実装した. 性能評価の結果, 本方法でアプリケーションオブジェクトの実行性能が改善されることを示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-05-06
著者
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