ソフトコンピューティングによる生産システムのインテリジェント化に関する研究
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概要
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本研究では、鉄鋼プロセスや産業用機械プラントにおける設計・制御などの生産システムにおいて、製品品質の向上や総業の安定化を目的としてソフトコンピューティングに基づくインテリジェント化手法を提案し、実機適用によるその有効性の実証を行った。本論文では、1)学習型ファジィモデリング、適応ファジィモデリング手法の提案と、ロボットマニピュレータなどの産業用機械の軌道追従制御、連続溶融亜鉛メッキラインの付着量制御への適用、2)ニューラルネットワーク制御とロバスト制御を統合したインテリジェント制御方法の提案と連続鋳造機の湯面レベル安定化制御への適用、3)操業知識に基づく熱間圧延ラインのインテリジェントセットアップ手法、4)階層的マルチエージェントモデルの提案と砕石プラントレイアウト設計支援システムのインテリジェント化、について論述した。実機適用を通じて、提案手法の有効性を示した。
- 日本知能情報ファジィ学会の論文
- 2001-08-15