適応ファジィモデリングによる連続溶融亜鉛メッキラインの付着量制御
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概要
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本論文では, 適応ファジィモデリングを提案し, 本手法の鉄鋼プロセスにおける連続溶融亜鉛メッキライン(CGL)の付着量制御への適用について述べる.CGLでは, 大きなむだ時間が存在するため, メッキ鋼板の亜鉛付着量を精度良く制御するためには, フィードフォワード制御が必要である.このフィードフォワード制御を精度良く行うためには, 制御モデルが非線形特性を十分記述できることと, 長期に亙っての制御精度を保証・維持するための適応機能, の2つが不可欠である.本論文では, これらの2つを満たしたファジィモデリングの適用について紹介する.また, 適用例を用いて我々の手法が有効であることを示す.
- 日本知能情報ファジィ学会の論文
- 1999-08-15
著者
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楢崎 博司
(株)神戸製鋼所 生産システム研究所
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渡辺 俊彦
(株)神戸製鋼所溶接棒事業部
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渡辺 俊彦
(株)神戸製鋼所
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内山 泰孝
神鋼メックス(株)加古川事業所
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楢崎 博司
(株)神戸製鋼所電子技術研究所
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楢崎 博司
(株)神戸製鋼所 電子情報研究所
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楢崎 博司
株式会社神戸製鋼所・生産システム研究所:神戸大学大学院・自然科学研究科
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中野 浩明
神鋼メックス(株)加古川事業所
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渡辺 俊彦
(株)神戸製鋼所生産技術研究所
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