相互運用性試験の試験系列生成における試験範囲選択方式の検討
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概要
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有限状態機械に基づく従来の方式により生成された試験系列を、その試験系列の部分集合から構成される詳細試験仕様の集合に置き換え、各詳細試験仕様に試験実施の重要度を定義することにより、各詳細試験仕様の試験実施の重要度を定量的に評価し、試験範囲を選択するための方式を提案する。従来の方式は網羅性のある厳密な試験系列を生成できるが、その反面全て試験を実施するには不可能な規模の膨大な試験系列を生成し、かつ試験実施範囲を選択することも人手に頼らざる得ず事実上困難であった。今回提案する方式は詳細試験仕様の重要度により試験を実施する詳細試験仕様を機械的に選択できるようにし、結果として従来の方式で生成された試験系列の試験実施範囲を選択可能とすることを目的とする。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-09-27
著者
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