64ビットUNIXの分散制御システムへの適用
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概要
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64ビットUNIXでは、仮想アドレス空間の最大値が16 E Byteまで拡大され、従来固定ディスク上に置いていたデータを、メモリ上に展開することで、システムのパフォーマンスを大幅に向上させることができる。しかしながら、ソフトウェアから64ビットアドレス空間を利用するためには、プログラムをLP64データモデルに適合させなければならない。また、大容量メモリを使用した場合、ディスクキャッシュのsync、メモリ空間の確保・解放などのカーネル処理が、システムのリアルタイム性を阻害する要因となる可能性がある。本稿では、64ビットUNIXを分散制御システムに適用する上での、課題と対策について示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-06-03
著者
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相浦 利治
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
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相浦 利治
三菱電機(株) 情報技術総合研究所
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倉持 和彦
三菱電機(株)情報システム研究所
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武曽 徹
三菱電機(株)電力・産業システム事業所
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相浦 利治
三菱電機(株)情報技術総合研究所
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倉持 和彦
三菱電機株式会社 情報技術総合研究所
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