タッチパッド入力の可能性
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概要
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タッチパッドを用いたCVK方式入力装置の概要を述べるとともに、従来の入力装置との比較を通して、本装置の特徴を考察した。CVK方式は、タッチパッド上に仮想的に置かれたキー(操作キー)に指で触れることで、ディスプレイに表示されたキー(可視キー)の配列から、目的のキーを選択し、指を離した瞬間、入力を確定するという仕組みを持つ。本装置は、非常に小型でありながら、タッチパネルなどと同様、キー配列を自由に変更できるため、初心者に分かりやすいインターフェースを作り出すことができる。その一方、操作キーと可視キーが1対1に対応しているため、習熟に伴って、キーボードに近い、高速な入力も可能である。他にも、操作が単純、疲れが少ないなど多くの長所を併せ持つ。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-08-02