複合入力処理によるパーム型キーボードの実験
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概要
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複合入力処理による携帯型キーボードについての実験結果を述べる。従来はこのようなコード打鍵的な操作については、新たな配列を覚えるのが大変であるとか、操作性が悪い、あるいは入力スピードが劣る、との評価を受けていた。したがって、パーム型キーボードは,覚えやすく打ちやすいキーボードの実現のために、子毋音を15キーに絞り込み、母音ゾーンと子音ゾーンを分離、さらに日本語のルールを組み込むことで入力効率を向上させる実験を試みた。本稿では、片手主体で操作できる実験キーボードの設計概念を紹介するとともに,実際に試作した実験用キーボードを使用して取得した評価結果を示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-05-17