4:2:2対応MPEG2デコーダLSI
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概要
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MPEG2規格の中で、テレビ映像に対応した最も標準的な区分はメインプロファイル,メインレベル(MP@ML)である。MP@MLは、一般の民生機器用としては十分な画質を提供するが、元々の映像信号に対してフィールド内のクロマライン間引きを行うため業務用では好まれない。一方、規格の中でクロマライン間引きを行わないのはハイ・プロファイルだけであり、一般の放送分野では過剰な仕様となっている。そこで経済的に4:2:2クロマフォーマットに対応した業務用デコーダLSIを開発した。本稿では、処理能力算定などLSI設計のポイントについて示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-31