楽曲評価におけるニューラルネットワークモデル
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概要
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"楽曲を聴いて評価する"過程をニューラルネットワークで再現して、"楽曲のイメージ"に与える音楽要素の影響を結合値によって示そうと試みた。階層型ネットワークを採用し、バックプロパケーションアルゴリズムで学習をおこなう。入力信号は、Standard MIDI Fileを元に作成した楽曲情報、教師信号は、"簡単なイメージ"に対しての5段階評価とした。楽曲中の音楽要素からの興奮と抑制の作用によってイメージは発生すると仮定し、その作用に反応するニューロンが、音楽要素として考えられるものに対応して中間層を構成する。楽曲の評価を行い学習して、その結果得られた結合について考察する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-02-18