人間の感情価を変数としたマルコフ過程による作曲法
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概要
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マルコフ過程による演奏はコンピュータ音楽の世界でよく用いられているが、このマルコフ過程を一つの「単純な規則」という概念で捕えたい。そして他の「単純な規則」との組み合わせによって音楽を表現することは、オブジェクト志向の音楽へのアプローチの一つである。今回は、人間の感情価の変数を遷移確率行列に反映させ、マルコフ過程を用いた作曲を行い、その曲中に、人間の感情価がどのくらい含まれているのかを確かめる評価実験を行った。遷移確率行列を変化させることはマルコフ過程と別の「単純な規則」を融合させる一つの方法だと考えている。この実験でその方法の可能性を確かめる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-12-11
著者
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