単語集合の自動構造化機能を持つ「情報散策」方式
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概要
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「情報散策」という新しい情報アクセス方式を持つ情報ベースシステムについて報告する。対象は新聞などの電子化されたテキストデータである。従来の情報検索システムは、ある程度明確な目的を持っている利用者が、数個のキーワードという抽象化されたレベルで情報ベースへのアクセスを行なっていた。これに対して「情報散策」とは、情報ベースの文書の内容から自動的に構造化され可視化された情報空間を、利用者が興味に従って自由に見て周りながら、しだいに目的を明らかにしてゆくアクセス法である。情報散策のための基本的な機能として、自己組織化マップによる文書の自動分類機能とそれに対応した自動インデキシング機能持つプロトタイプシステムを試作したので、その概要ならびに動作例について説明する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-07-20
著者
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有田 英一
三菱電機株式会社 先端技術総合研究所
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津高 新一郎
三菱電機株式会社 先端技術総合研究所
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安井 照昌
RWCP 新機能三菱研究室
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有田 英一
RWCP新機能三菱研究室(三菱電機(株)中央研究所内)
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安井 照昌
RWCP新機能三菱研究室(三菱電機(株)中央研究所内)
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津高 新一郎
RWCP新機能三菱研究室(三菱電機(株)中央研究所内)
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