情報の授受に基づく対話モデルについて
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概要
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情報収集を目的とする対話に対して, 情報の授受に焦点をあてた対話モデルを提案する.従来の対話モデルはプランや行為を基本としたものが多かったが, ある情報を得ることを目的とする対話の場合, 行為よりも情報の授受に基づいて考えた方が自然である.本論文では「知る必要がある」という新しい様相オペレータを導入することによって, 目的を遂行する側と協調的応答をする側双方に対して発話の説明が統一的にできることを示す.また, 認識や聞き間違いの発見の過程もこの枠組みによって説明ができることを示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-07-23
著者
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