パソコンを用いたシステム分析・設計作業について
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概要
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近年、パソコンを中心としたコンピュータ市場は拡大の一途をたどり、ハードウェア/ソフトウェアともに、急激に進歩している。しかし、これらは本当に効率的に利用されているのだろうか?例えば、システムを設計するとき、パソコン等が使用されるのはごく当たり前のことであるが、実際にその活用方法は千差万別である。パソコン(特にワープロ・ソフト)を使用して作成される設計ドキュメントは見やすく、修正する場合にも簡単に手直しする事ができる。しかし、システムの規模が大きくなると作成する設計ドキュメントの量が多くなり、パソコンをただワープロだけに使用する程度では開発効率は上がらない。コンピュータシステムの導入は、対象とする業務(例えば事務処理作業等)をコンピュータを用いて効率化、省力化、合理化することを目的としているのは当然であるが、意外とシステム設計時に作られる設計書や運用までは考えていない場合が多い。そこで、本報告では設計ドキュメントの効率的な作成方法について、実例を用いて紹介する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-01-17