オブジェクト指向を支援するCASE
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概要
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最初のOOPL(Simula67)の出現からほぼ四半世紀遅れて,ようやくOOA/OOD方法論が確立されつつあり,情報システムの構築を分析から実現までOOのアプローチで進めることが容易になって来た.これによって従来のアプリケーション開発方式のOOへの移行の開始や加速を動機付けすることになる.1980年代の後半からSmalltalkやC++用のプログラミング環境,OOのGUI構築支援環境はいくつか市場に出ている.さらに,ここ2,3年にアプリケーション開発の上流工程であるOOAやOODを支援するCASEツールや環境が10数種も出現している.いずれも方法論特有のいくつかの種類の図の生成・編集を支援するが,ソースコードの一部生成に結び付けているのもある.一つの方法論に特化したものや構造化技法用の環境を拡張したものもある.本報告ではこれらをサーベイし,分類・整理して,現状の把握を試みる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-05-18
著者
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