オンラインサービスの動向とNIFTY SERVEの利用状況 (<小特集>メディア業界の新たなコンテンツサービスと情報システム)
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概要
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今日のオンラインサービスは、インターネット技術の進歩、インターネットサービスプロバイダーの増加が、世界規模で拡大している。米国では、従来の商用パソコン通信サービス会社がインターネットベースのサービスへシフトしている。我が国においても、同様の状況がおきている。一方、ビジネス面では低価格化が進み、従来の会員からのアクセス料収入のみで収益を確保することにとが難しくなり、ビジネスモデルの再構築が必要になってきている。NIFTY SERVEの状況を見ると、インターネットとのメール利用拡大、WEBベースのサービス追加など、インターネット関連のサービス利用が拡大している。今後は良質な既存のコンテンツを、インターネット技術を積極的に採用し、従来のパソコン通信環境でも、ブラウザー利用を中心としたインターネット環境でも利用できるようサービス展開していく。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-12-17