集団的浅慮(groupthink)をめぐって : 社会心理学における研究の動向
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概要
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集団で意思決定を行う場合には必ずしも「三人寄れば文殊の知恵」にはならない.Janis(1972, 1982)がアメリカの政策決定過程に着目しこの現象を集団的浅慮(groupthink)と名付けて以来,社会心理学の分野では様々な研究が行なわれてきた.本稿では集団的浅慮現象とその後の研究を紹介するとともに,従来の研究に含まれていた「情報処理パラダイムの陥穽」を指摘する.最後に,今後の集団研究の方向性として「意味構築パラダイム」への移行を展望する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-04-28
著者
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