命題文における言い廻しの違いの体系化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文では, 処理記述の言い廻しの違いを整理する方法について論ずる.プログラム処理を自然語で書くにあたって, 表現方法の違いや省略などによって多様な言い廻しが用いられる.処理の理解や伝達を考えると, こうした言い廻しの多様さを, 何らかの手段で整理することが望まれる.ここでは, この整理方法として, 形式的に体系化する方法を試みる.つま願, フラグを使った命題文に着目して, 文を形式化して表現しその基本形を確定させる.言い廻しの違いを, この基本形からの変形であると捉えることによって体系化する方法を考案する.この方法を実際の記述について適用してみて, この妥当性を確かめた.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-03-10