ソフトウェアプロセスのツール化状況を計測するメトリクスとその利用方法
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概要
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ソフトウェアプロセスのツール化により, ソフトウェアの品質と生産性の向上が期待できる. しかし, 開発部門における適切なツールは容易ではない. その理由として, 1)ツールが前提とする利用手順と既存のソフトウェアプロセスとの不整合, 2)ソフトウェアプロセスのツール化による効果を計測することの難しさ, といった問題がある. 本稿では, ソフトウェアプロセスの構成単位として, 個々の成果物と1:1対応する単位プロセスを考え, 成果物の記載項目に対してツールの機能を対応させることによるソフトウェアプロセスのツール化手順を定義する. 更に, ソフトウェアプロセスのツール化状況を計測するメトリクスとその利用法を提案する. 本方法により, ソフトウェアプロセスのツール化状況を計測しながら, 段階的なツール化を制御できる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-11
著者
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丹羽 徹
オムロン株式会社 技術本部 It研究所
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仲島 晶
オムロン
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仲島 晶
オムロン株式会社 技術本部 センシング&コントロール研究所
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池田 邦彦
オムロン株式会社 技術本部 IT研究所
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西山 哲人
オムロン株式会社 技術本部 IT研究所
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仲島 晶
オムロン株式会社
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