データ間の相関性を考慮した放送データの送受信方式について
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概要
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近年, 有線および無線通信環境において, 放送型通信を用いてデータを配送する情報システムに関する研究が盛んに行われている.これまでに, このようなシステムにおいてクライアントのデータアクセスに対する応答時間の短縮を図るための様々な戦略が研究されている.本論文では, 放送されている各データ間の関連性を考慮した新たな放送プログラムのスケジューリング法を提案する.提案する手法では, 相関性の強いデータを隣接して放送することでデータアクセスの応答時間の短縮を図っている.また, クライアント側でのキャッシング法として, 従来の手法を相関性を考慮するように拡張した手法を提案する.更に, 提案した手法の有効性を, シミュレーション評価によって検証する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-07-08
著者
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矢島 悦子
株式会社エフエム大阪東京支社営業部
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矢島 悦子
エフエム大阪東京支社営業部
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原 隆浩
エフエム大阪東京支社営業部
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塚本 昌彦
エフエム大阪東京支社営業部
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西尾 章冶郎
エフエム大阪東京支社営業部
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