文化財情報システムの現状と展望 : 奈良国立博物館の二つのデータベース・システムの構築を通して
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概要
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奈良国立博物館で構築された「文化財システム」について報告し、文化庁を中心に構想された文化財に関わる情報化の過程を整理して、その内容を検討する。続いて平成12年度(2000)に導入された「国立博物館の国宝-高精細画像閲覧システム」を紹介し、情報の新たな蓄積・提供方法の展開について述べる。そして、博物館における情報蓄積・提供に関わる近年の動向を踏まえて、今後の課題を書誌コントロールとの関連から考察する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-01-26