辞書作成のリエンジニリング
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文では、限られた短いスケジュールで辞書を完成する1つの方法が記述されている。大部分の辞書は、多数の専門家に執筆を依頼し、膨大な時間をかけ、それに加えて大人数で多数回の編集会議を経た結果として作成されている。例えば「化学大辞典」(共立出版)は完成まで10年を要し、約百人の編集委員のもと、延べ400人強の専門家が執筆にあたっていた。これでは辞典が完成する頃には「古語辞典」になってしまうことが度々起こる。そこで我々は約2200語からなる情報分野の辞典を、限られた数の専門家達と新進気鋭の大学院生達の力を借りて、期間3ヶ月で完成させることに成功した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-05-25
著者
-
山崎 昶
電気通信大学電子物性工学科分子工学講座
-
山崎 昶
電気通信大学電子物性工学科分子工学
-
岡地 優司
電気通信大学電子物性工学科
-
岡地 優司
国立電気通信大学大学院情報システム学研究科
-
山崎 昶
国立電気通信大学電気通信学部電子物性工学科
関連論文
- Euキレート・マイクロキャビティ・レーザの特性
- 研究室保存文献データ集のパーソナルコンピュータ上へのデータベース化
- Nb-93 NMRによるゾルーゲル法反応母液中の容存錯体のキャラクタリゼーンョン
- 炎色反応を楽しむ
- 化学教材としてのシリカゲルの利用
- 金属錯体関連の双極子モーメントデータのパーソナルコンピュータによるデータベース化
- 化学の授業に有り合わせの品々を : 光と色の場合(周期律)
- 微小固体錯体試料の高分解能プロトンNMRによる磁化率測定
- 色の変る粘土, 光る粘土 : 小麦粉を使って楽しく遊べる粘土(天然物を素材とする化学実験)
- 一波長レーザーセル用蛍光色素としてのユウロピウム (III) β-ジケトナト借体の研究
- 個人用文献データベースシステムPDBを用いた化学文献データベースの作製.I : NMR文献集の作製
- 金属錯体関連の双極子モーメントデータのパーソナルコンピュータによるデータベース化 (続報)
- 犯罪と鑑識の化学 : ファクトとフィクション(犯罪捜査に利用される化学)
- LOGO言語を利用した理科分野におけるCAI利用の試み 第1報
- 辞書作成のリエンジニリング
- 「誤訳・迷訳・欠陥翻訳」化学版その 7