SGMLによる全文データベースシステム
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概要
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日本化学会の発行するBull. Chem. Soc. Jpn誌では,1993年1月号から,SGML(Standard Generalized Mark-up Language)による全文データベースに基づく電子出版方式を採用している.このシステムでは論文誌作成時に,まず文書の論理構造を記述する言語であるSGMLを用いた全文データベースを作成し,このデータベースからLATEXを用いて印刷する.出力は,印刷,CD-ROM,オンラインサービス等メディアに合わせて後で指示できるため,複数のメディア文書の利用が効率的に行える.本稿ではBCSJ誌のSGMLによる論文誌作成システムの概要とその過程で生成されるデータベースの活用例を紹介する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-05-21