2000-IM-37-1 情報メディアとしての口頭コミュニケーションとそのパターン
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概要
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本研究の目的は、研究開発組織における情報メディアとしてのゲートキーパーの役割について中堅工作機械メーカーから収集したデータをもとに再検討を行うことにある。既存の研究では、ゲートキーパーの受け持つ機能として、(1)情報収集機能、(2)情報伝達機能、が指摘されてきたが、現在では、それに加え、(3)知識転換機能が重要な役割を果たしていることを議論する。そして、これらの機能のうち、情報収集機能と知識転換機能には別々の異なった、しかも相対立するスキルが要求されるため、ゲートキーパーとコミュニケーション・スターは一致せず、したがって、2段階ではなく3段階のコミュニケーション・フローが生じるというのが本研究の基本的な仮説である。われわれは、後者のコミュニケーション・スターを外部情報を組織特有の知へと転換するトランスフォーマーとして定義し、既存の実証研究とは異なった新たなエコノメトリック手法により仮説の検討を行う。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-07-11
著者
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