環境λ計算と単一化機構
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概要
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著者は、関数型プログラミング言語の理論的モデルであるλ計算を拡張し、環境がファーストクラスな対象として扱えるような体系「環境λ計算」を提唱し研究してきた。環境λ計算では、環境を代入として形式化し、代人を項としてオブジェクトレベルで扱うことにより、環境をファーストクラスな対象として形式化することを可能にしている。本論文では、単一化問題を環境λ計算の構文に導入し、その評価を単一化とし、そして、その解である単一化代入をファーストクラスな環境とみなすことにより、環境λ計算への単一化機構の融合をおこなった。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-05-31