正規右辺文法のLALRパーサの新しい実現法
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概要
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本稿では、正規右辺文法に対するLALR解析方法として従来よりも簡単な方法を述べる. 本方式ではstack conflictへの対応として, stack shift批時に対応する構文規則の記号をスタックにpushするだけであり, 従来の方法のようにlook back状態を算出したり, スタックの要素に関するカウンタを操作する必要がない. 本稿では、まず本方式の内容を必要な定義と共に述べ, 次に本方式での動作を特徴的な場合を例として説明する. さらに本方式の課題である還元時の動作の複雑さを解消した方式を述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-05-31