ファイルサーバ仮想化アプライアンスNASスイッチの提案
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概要
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近年、情報の多様化、大容量化を追い風として、NAS(Network Attached Storage)が急速に普及している。しかし、NASは各々が独立したサーバとして稼働するため、ノード数が増えても容量や性能がスケーラブルに向上しないうえに、さらに管理は複雑になるという課題を抱えている。本論文では、上記課題を解決するNAS仮想化アプライアンスの一構成法を提案する。提案するアプライアンスを使うことで、デファクトスタンダードであるCIFSプロトコルをクライアントとNAS双方が使用する環境であれば、既存のクライアントとNASには全く手を入れずに、複数台のNASを連携させてスケーラブルな容量と性能の向上を実現することができる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-08-23