キャンパスネットワークのネイティブマルチキャスト化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
IPマルチキャスト技術はキャンパスネットワーク程度の規模のLANではじゅうぶん実用となるレベルに達し, 現在はプロバイダ間接続における経路制御技術など広域ネットワークへの適用を目指した研究がすすめられている. しかし現状キャンパスネットワークを構成するルータではIPマルチキャストパケットのルーティングは行なわない・行なえない設定となっている例が多く, IPマルチキャスト技術の一般ユーザへの普及が進まない原因となってしまっている. IPマルチキャスト技術の研究を進めていくには, 幹線レベルでマルチキャスト対応を行なって一般利用者がもっと簡単にマルチキャスト機能を活用できる環境を提供する必要がある. 本稿では千葉大学キャンパスネットワークを例として, 幹線を構成するルータをIPマルチキャストに対応させ全学的なIPマルチキャスト環境を実現する過程でどのような検討を行なったかについて報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-05-21
著者
関連論文
- 大規模ユーザデータベースシステムの開発
- 大規模ユーザデータベースシステムノ開発
- 実用的ネットワークアプリケーションプログラムの研究開発と開発環境の評価
- キャンパスネットワークのネイティブマルチキャスト化
- タクティクからのプログラム抽出とその応用
- tacticからのプログラム抽出
- キャンパスネットワーク利用規定・ガイドラインに関する諸問題
- キャンパスネットワークにおける障害 : 落雷
- 千葉大学計算機ネットワークにおける障害 : ネットワーク層
- 数学の形式化と計算機科学(2)
- 数学の形式化と計算機科学(1)
- 千葉大学計算機ネットワークにおける障害 : セキュリティ
- ネットワーク運営に関する規定・ドキュメントなどの整備状況