XLinkを利用したXMLドキュメントブラウザ
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概要
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Webの世界のマークアップ記述言語としてHTMLが利用されたことで、構造化文書と、ハイパーリンクの概念が急速に広がり一般的なものとなった。しかしながら、HTMLのリンクは、ただ単にリンクを記述した場所と指定したアドレス先とを関連づけるだけのシンプルなものであるため、より洗練された複雑なリンク(例:外部からある文書中のオブジェクト間のリンクを貼ることや、リンクを往き来したり、複数オブジェクト間のリンクなど)を提供することができない。そこでXML上で実現されるハイパーリンクの仕様としてXLink(XML Linking Language : XLL)がドラフトとして策定中である。今回はこのXLink の処理系の設計方法とその処理系を利用したアプリケーションについて考察する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-09-25