SGMLを使用したマニュアル作成システムの紹介
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概要
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SGML(Standard Generalized Markup Language)は1986年にISOの国際規格となり, 1992年にはJISとなった. 日本におけるSGMLの普及は, 欧米に比べて遅れていたが, 特許公報CD-ROMへ採用されたのを皮切りに, 政府の発行する白書類などへの応用が始まっている. 本システムは, ISOの文書処理モデルに類似したものであり, SGMLを使用しなくては簡単にできないマニュアル特有のデータベース化や各種伝達媒体への自動処理を可能にしたものである. 現在は, SGMLの1つの構成部分であるDTD(Document Type Definition)の開発やSGMLエディタおよび紙媒体への出力フォーマッタなどのアプリケーションのカスタマイズが終了し, ようやく商品のマニュアル制作に入ったところである.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-19