発話の中にピッチが低い領域があったらあいづちを打つ
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概要
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反応性の良い音声対話システムを作るには、会話の途中であいづちを打つ機能が必要である。日本語においては、話者の低ピッチ領域の生成に対して聞き手があいづちを打っていることが分かった。この規則に基づいてあいづちの発生を予測すると、人間同士の自然な会話データにおけるあいづちと良く一致した。そこでこの規則に従ってあいづちを打つシステムを構成し、被験者に会話させたところ、相手を人間だと思わせることができた場合もあった。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-05-27