汎用負荷分散装置を用いたメールサーバの多重化
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概要
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汎用の負荷分散装置を用い,研究用および教育用メールサーバの多重化を行った。メールサーバの多重化は,負荷分散およびフェイルオーバーにより実現している。メールサーバが提供を行うサービスのうち,SMTP,POP3およびPOP3 over SSLについては,負荷分散をおこなっており,目的を達成したが,IMAP4およびIMAP4 over SSLでは,負荷分散により,受信メールの処理に不具合が発生することが想定されたため,負荷分散はおこなっていない。全てのサービスで負荷分散が行われているわけではないが,メールサーバのサービスを停止することなく,サーバ機を停止して保守作業を行うことが可能となり,メールサーバの可用性が高まった。さらに,負荷分散をおこなっているサービスについては,今後,負荷が上昇した場合,新たにサーバを追加することが容易である。
- 2004-09-24