Linux PostgreSQLのTPC-Cベンチマークツール開発及び性能向上方式の検討(アプリケーション環境)
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概要
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PostgreSQLは豊富な機能を備えたオープンソースのデータベース管理システム(DBMS)である.これは現在,様々な所で利用されているが,大規模運用においては性能の面から商用DBMSを用いることが多い.本論文ではこのPostgreSQLに焦点を当て,低コストで高性能・高信頼なDBMSの実現を目的とし,商用DBMSに劣らない性能のための向上方式を検討する.そこで,TPC-Cに準拠したベンチマークを作成し評価を行う.性能評価においては,メモリチューニングやテーブル分散について試作・実験し,これらの有効性を検証した.またTPモニタを作成し,DBMSへの接続数を管理することでメモリ負荷の軽減による性能向上を確認した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2004-06-17
著者
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中村 武雄
熊本大学大学院自然科学研究科
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梅野 英典
熊本大学大学院自然科学研究科
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中村 良太
熊本大学大学院自然科学研究科
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持永 浩太郎
熊本大学大学院自然科学研究科
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朴 紅淑
熊本大学大学院自然科学研究科
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