「耳の庭」の制作について
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概要
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「耳の庭」は、三箇所のカフェと茨城県取手市に制作した実際の庭をネットワークでつないだ声および音楽の作品である。それぞれのカフェに設置した箱の空洞に発せられた人々の囁きを庭の地中の穴に出力し、それを音楽に変換して、再度、カフェに還した。このように、インターネット上に声、音楽を順次ループさせる仕組みを作り、展示、ライブを行った。この作品はアートとしてだけでなく、情報処理学、社会学、心理学、経営工学などの側面からも捉えられ、様々な分野への発展性が考えられた。
- 2004-03-04