マツ枯れ被害林におけるコナラ実生更新の初期過程に及ぼす光環境と虫食害の影響(<特集>第35回大会)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
枯損木伐倒や除伐により光環境を改善したマツ枯れ被害林の林床においてコナラの播種更新試験を行った。発芽や実生の生存に光環境は影響していなかった。播種後1年目の実生の幹長,地際径や分枝は光環境が良好なほど大きくなる傾向がみられた。虫食害の影響はほとんどなく,光環境を良好にすることで実生サイズの増大や分枝を促進し,今後の生存や成長に,より有利な生育形態に誘導することができた。
- 日本緑化工学会の論文
- 2004-08-31
著者
関連論文
- 材密度変化による主要な針葉樹人工林における枯死木の分解速度推定
- ウラジロに覆われた再造林放棄地内の坪刈地に植栽したヒノキに対するシカ食害(第38回大会)
- マツ枯れ被害林におけるコナラ実生更新の初期過程に及ぼす光環境と虫食害の影響(第35回大会)