標準試料を用いた化学的酸素要求量の測定における検水量と滴定液量の関係
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概要
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共同実験に使用する目的で調製された3種類の標準試料を用いてJIS K 0102(工場排水試験方法)の100℃酸性過マンガン酸カリウム法による化学的酸素要求量(COD)の測定を行い,検水量(V)と過マンガン酸カリウム標準液の滴定量(a)との間に次式で表される両対数直線関係,log a= (0.89±0.01)logV+定数がa=(2.2〜7.9)mlの範囲内で成立することを明らかにした.この関係を利用することにより既に実施されたCOD共同実験(参加事業所数38)で報告されている(7〜14)%にも及ぶ変動係数が検水量の相違に起因するものか否かについて考察を加えた.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1981-12-05
著者
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